海に聳え立つ「棒」

ダート達は、改めてルジュの稽古場へと向かい高台へと登っていく。
梯子を乗り継ぎ、高台の広場へと上がっていくとそこから海が一望できるのだが。
海の向こうには、棒というにはあまりにも巨大かつ人間の技術では到底作り出せないような建物が聳え立っていた。
メルも、あれは棒どころか巨大な塔だと称するのだった。
そこで、ミランダがロゼに古代都市の事を聞いてみることにした。
ロゼが言うには、この海域にあったのは魔都アグリスだという。
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世界の危機の真っただ中だって言うのに、ちょっと寄り道しちゃったね。
まあ、世界の危機も一人の娘の危機も同じだけ重いとしておこう。
高台の広場って本当に、武術の稽古のために作られたんだな。
適度に広くて、なんかタイとかにあるムエタイの打ち込み棒みたいなのいっぱい立ってるし。
そして、いよいよ海に聳える棒とやらを見ることができるんだけど。
あれのどこが棒なんだよ(笑)もっと細長くて、直立なのを想像してたけど。
どう見てもあれ建物じゃないか、なんかゴツゴツして頂上部にはアンテナみたいなのが展開してるし。
これを棒と称するのはさすがにどうかと思うんだよね。
塔の方がまだしっくり来るけど、あれはどうも魔都アグリスってとこらしい。

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